愛犬ニーチェ
8才♂トイプードル3,5kg 毛色はレッド
特技:立ち上がってくるくる回れます。
「散歩だよ。」と声をかけると、急にしっぽを振ってワンと言い返します。散歩が大好きなニーチェです。
この犬が我が家に来たのは、8年前のことです。その時、先住犬ニコラス(プードル)がいたので、2匹目の犬となりました。ニーチェとニコラスは我が家の兄弟犬となり、すぐ仲良しになりました。
ニーチェを目にしたのは、藤沢のさいか屋デパートでした。
姉とさいか屋デパートの最上階のイタリアンレストランでランチをして、楽しい一時を過ごしていました。姉も湘南在住なので、美術館で絵を見たり、演奏会を楽しんだりしていました。又、季節ごとの三渓園やバラなどの花が満開の 山手の公園などを散歩したりして、よく一緒に出かけたものです。
この時は姉の買い物に付き合った記憶があります。ランチを楽しんだあと階下に降りてきたところ、ケンネルがありました。犬のケージがたくさんあって、小犬がたくさんいました。「可愛いね。」とか言っているうちにだんだん奥の方に引き寄せられてそこで、このニーチェと目が合ってしまいました。生まれてまだ3か月とたっていませんでした。手のひらに載るほどではありませんが、本当に小さくて可愛かったです。
トイプードルはあらゆる犬種のうちでその当時は、一番人気でした。その訳は、体毛のカットにより、クマのぬいぐるみのテディーベアそっくりになって、可愛かったからです。トイプードルとシュナウザーは、毛が抜けない代わりに毎月のように毛をカットする必要があります。
ひと昔前は、白いプードルが多く見かけられましたが、最近の主流の毛色は「レッド」と言われる赤茶色です。
プードルの毛色は、レッド、白、グレー、こげ茶、アイボリー(アプリコット)、ミスカラーの混色などがあげられます。
我が家では3代前のトイプードルが、白い毛色でした。街中をこの白いプードルを連れて散歩しているとかなり目立ったらしく、しょっちゅういろんな方から声をかけられたものです。とても優雅に見えます。
ところが、毛の手入れが大変で毎日毛をとかしつけてもすぐ絡んでしまって、ちょっとでも手を抜くと絨毯のような毛玉の塊のようになってしまいました。我が家の犬だけかなと思い、白いトイプードル連れの方に聞くとほとんどの方々が、「毛の手入れが大変」と伺いました。
ところが赤茶の毛色のニーチェは1か月間毛をとかさなくても平気で、手入れが楽です。
ニーチェと兄弟犬のニコラスもトイプードルのレッドでした。こちらも毛の手入れは不要でした。ただ、手入れは楽でしたが5才を過ぎたころから真っ赤に燃えるような赤茶色の毛色が退色し始めました。だんだんとアプリコットと呼ばれるベージュ色に近付きました。亡くなる14才には頭の上が特に白くなってしまいました。レッドは毛色の退色が観られます。人によっては、「1匹でいろんな色が楽しめてよい」とも言われています。
(虹の橋を渡った)愛犬ニコラス
(※テディーベアカット)
トイプードルは体重によって分けて呼ぶ、方法もあります。
●2kg以下は、ティ―カッププードル
●2kg~3kgはタイニープードル
●3kgからはトイプードル
これは、正式名称ではなくて大きさによるものだと言うことです。
トイプードルの鼻のことを「まずる」と言います。最近は、テディーベアに近い姿になるようにするため、このまずるが品種改良によって短くなりつつあります。
ニコラスがこれに当たり、まずるがとても短いです。又、目がまん丸です。くりくりしていてマスコット人形のように可愛いです。多くの方に「可愛いね。」と言われてきました。獣医さんに「ニコラスは本当に可愛いね。」と言われたときは、とてもうれしかったです。
本来のプードルは猟犬で、目はアーモンドの形です。まん丸ではありません。
トイプードルは品種改良により体が小さくなりました。ついにはカップに入るほど小さい2キロ以下の、ティーカッププードルが出現しました。
鼻のまずるは短く、目はまんまるで、可愛い熊のような見かけに変わりつつあります。
犬特有も匂いがないのもトイプードルの利点と言われています。
足の長さは、本来はすらりと長い脚です。真横から見て胴体と足が、真四角に見えるのがプードルのコンテストの条件でもあると聞いていました。
それが熊のようにずんぐりとした体形に見えるように、足の長さまで短めになりつつあります。。
ニコラスがピッタリこれに当たるため、ニーチェには本来のプードルに近い、まずるがツーンと長く、目はアーモンド、足が長いと言った特徴を求めました。
犬の名前の付け方ですが我が家の場合は名前の最初に【に】が来るようにと一生懸命考えました。と言うのは、【に】と言う発音は口角が上がって笑ったような顔になり、それだけでも免疫が上がると聞いたからです。犬の名前を呼ぶだけで、どんどん免疫が上がっていくとしたら、嬉しい限りです。
トイプードルは、大変、利口です。意思疎通がしやすくて、その上よく聞き分けます。
ニーチェは他人の手からはなかなか食べません。ある時、散歩途中で出会った犬友の某大学教授の方が、犬のおやつをニーチェにくださいました。ところが匂いを嗅いで決して食べようとはしません。とても用心深い性格も持ち合わせています。「ニーチェは、すごいね。」と、教授からお褒めにあずかりました。
私が個展開催中に6日間、獣医さんに預けた所3日間も食べたがらなかったというではありませんか。うちに帰るとすごい勢いで食べ始めました。どうやら飼い主の手から食べ物をもらいたいようです。
ニコラスもついでに褒めてやりたいですね。ニコラスは食欲があって、横浜元町で開催されたドッグイベントでの早食い競争で1等賞を戴きました。どの飼い主にとっても自分の犬が一番可愛いものです。
犬を手に入れるにはいろんな方法があります。
●デパートや犬専門店で、展示されている犬を見て。
●ブリーダーで、親犬も見て。
●譲渡犬を譲り受ける。
ニーチェの場合は、たまたま目が合って気に入り購入しました。トイプードルの平均寿命は14才くらいです。命尽きるまで責任を持つので、慎重にならざるを得ません。この子を手に入れて、最後まで面倒見たいと思いました。
我が家に連れてきて、すぐ慣れ親しみました。とてもフレンドリーな性格ですぐなつきました。排便場所もすぐ覚えて、全く手がかかりませんでした。これは、この犬の持って生まれた性格だと思います。散歩をしているとたくさんの犬と出会います。いろんな性格の犬がいます。
●引っ込み思案で飼い主の後ろに回る犬、
●歯をむき出して向かってくる犬
●すぐ吠える犬
●しっぽを振って寄ってくる犬
●相手の匂いを嗅いで挨拶する犬
散歩しているといろんな犬に出会い、飼い主も互いに挨拶をします。犬を通して犬友が増えてきます。犬の散歩は、運動の他に飼い主どうしが犬を仲立ちにして仲良しになれるという楽しさがあります。
犬を飼うことによって、楽しいメリハリのある生活が手に入りました。
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