（駅で出会ったラブラドール犬とご挨拶）
ニーチェは散歩という言葉に大きく反応します。
散歩するには首輪にリードと言うひもをかけなくてはなりません。
リードと言う言葉にも反応します。
急に目を輝かせてくるくると回り出します。
ニーチェには、立ち上がってくるくると回る特技があります。また、立って歩き回るのも得意です。
サーカスの犬が列を作って行進したり、くるくる回ったりしているのを見かけたことがありますが、それとそっくりなんです。ニーチェは、サーカスでも演技できますね。ちょっと自慢できる犬です。不思議なことに特訓して無理やりしつけた訳ではありません。今思うとやはりおいしいドッグフードにつられていたのかもしれません。おやつはあげないかわりに、ドックフードの粒で、くるくると頭の上で回しているうちにニーチェも回り出しました。
サーカスの犬のように育てるコツ
★食べものを利用する。
★ほめちぎる
褒めると言う事は、子育てと共通すると思います。
私の長男は、現在名をはせた歌手と同じ幼稚園バスに乗って通園していました。
そのお母さんはものすごく子どもをほめていました。
私に向かって、「このおばちゃんに歌を歌って見せてあげて」と言うではありませんか。喜んで、歌ってくれたものでした。
褒めると言うことがどんなに大切か、と言うことを後になり名をはせたころに理解出来ました。
子育てだけではありません。犬を育てるのにも褒めちぎると言う事は、大切です。
リードをつけたら出発です。🐶犬にとっての散歩は体力作りや、気分転換、匂いつけがあげられます。他の犬がつけた匂いを嗅ぎます。朝に尿と便をさせてからの出発
今日は、駅に向かいました。まずは斜め向かいの家の犬友に出会いました。
トイプードルの15才の男の子です。色はグレイ。体重は、４キログラム程のとても可愛い子です。奥様が自ら毛をカットしています。とても上手です。
私も以前自分で犬の毛をカットしてみたことがあります。
これが中々大変なのです。どうしても虎狩のようになってしまいます。簡単そうに見えて思ったようにいかないのです。
プードルの耳は、耳の中にも毛が生えてくるので抜かなくてはなりません。
又足の裏側の肉球の間にも毛が生えてきます。この毛を切るのが大変です。うっかり皮膚を傷つけたら大変なのでとても神経が張り詰めます。
お尻周りに至ってはもう緊張の極みとなってしまいます。
プロのトリマーがカットしたようにするには、ハサミなどの道具からそろえなくてはなりません。たとえ普通のハサミであったとしてもそれなりには切れます。しかしプロとの違いは、歴然です。
駅のそばにトリマーのたくさんいるお店が２軒もあります。
そこのウインドーの中で実演しているのを見たことがあります。
地上１メーター越えの台の上に立たされた犬は、首のあたりで固定されています。家でカットしようとしてもこの台がないため膝の上に載せてカットするので、犬が動きとてもやりにくいです。
よく観察してみるとトリマーのハサミ使いがすごいです。チョキ、チョキ、チョキの速度がめちゃくちゃ早いのです。だから仕上がりが虎狩とは真逆の滑らかさがあります。やっぱりその道のプロは素人とは、全く違っています。なるほど高額と言っても、当然のことでしょう。
自分で切ると、運が悪いと下手をして皮膚を傷つけたりもします。毛を切るだけではなく、爪を切って足の裏の肉球の間の毛も切らなくてはなりません。
トイプードルの場合はこのようにトリマー並の仕事は大変で、犬が好きでなければ続きせん。
一回の金額はお店によって違いはありますが、大体７千円あたりです。もちろん体のシャンプーも入ります。
今一番人気のトイプードルは、とても利口で、体臭も少なく、毛が抜けません。その代わりトリマーに出さなくてはなりません。年間約８万円程のランニングコストが必要です。14才まで生きるとしたら
1２0万円ほどのトリマー代が必要となります。これからトイプードルを、飼ってみたいと思われる方は、トリマー代も考慮に入れましょう。だけど自分でもカットできます。プロのようにはできませんが。時間をかけて出来栄えを気にしなければお金は、かからないので大丈夫です。
トイプードルとシュナウザ－は、毛が抜けないので、アレルギーのある方には向いているかもしれません。
トイプードルは、一般的に言って膝関節が弱い子が多いと、かかりつけの獣医さんから伺いました。
ニーチェもなるべく立たせないようにとのアドバイスをいただいています。
又小さいトイプードルは目の涙管が細くて、涙が垂れている子が多々見られます。ニーチェは、標準のトイプードルですが、やっぱり涙が垂れます。うっかりすると固まってしまって、ほぐしてきれいにするのが大変です。しょっちゅう、涙はきれいに手入れしてあげたいです。
犬は、人間と違って自分できれいな手入れができるわけではありません。飼い主が手入れしてあげる必要があります。
そしてよくほめてあげて楽しい犬との共有の時間を持ちたいものです。
ニーチェは特技まであって、立ってくるくると回ります。
こんな素晴らしい特技を持った犬には滅多に出会いません。
犬との出会いは本当に、楽しい人生に色どりを添えてくれます。
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